男一人暮らしのトイレ掃除の頻度は?丨しなかった頃の話と今の僕

アイキャッチ画像。 生活改善
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今回は、僕の一人暮らしの実体験をもとに、トイレ掃除の頻度について書いてみようと思います。

  • 掃除をしなかった頃に何が起きたのか
  • 毎日掃除するようになった理由
  • 汚れを溜めないための具体的な方法
  • まめピカ・100均シート・ズボラ上等など、実際に使っている道具

同じような立場の人にとって参考になれば幸いです。


僕は、基本的には毎日、トイレは何らかの形で掃除をしています。 便器の中をさっとこするだけの日もありますし、床まで拭く日もあります。でも「今日は何もしない」という日はありません。

けれども、かつての僕はまったく違いました。離婚して娘と離れ、一人暮らしになったばかりの頃、生活は荒れ部屋もトイレも掃除をしない日々が続きました。頻度ということで言えば、「ゼロ」です。

当時のことは、以下の記事で詳しく書いています。

40代子持ち男の離婚。一人暮らしの中で見た絶望と立ち直りへの道程
40代の離婚、そして娘との別れ。酒に溺れ自堕落な生活を送っていた僕が、再び前を向くまでの全記録。絶望の淵で見つけた「立ち直りのきっかけ」と、現在進行形の再生の道程を公開します。

その僕が、どうして毎日トイレを掃除するようになったのか、また、トイレの掃除はどのように行っているのかということをお話しします。

男一人暮らしのトイレ掃除丨頻度ゼロだった昔の僕

離婚して娘と離れ、一人暮らしが始まった頃の僕は、トイレ掃除をまったくしない生活を送っていました。正確に言えば、「できなかった」に近いです。 僕は別に掃除が面倒だったわけでも、楽をしたかったというわけでもありません。ただ、生活そのものが崩れていました。

散らかった部屋で肝チューハイをあおる「僕」の画像。

仕事から帰ってきて、暗い部屋に入り、何もする気が起きない。食事も適当。床にもホコリが溜まり、トイレも放置されていました。 その結果、臭いや汚れだけでなく、体調を大きく崩すなど心身の健康リスクまで抱えることになったのです。

「楽したいから掃除しない」は正解か

僕は絶望感から自暴自棄になって、自堕落な掃除をしない生活をしていました。けれども、中には「楽をしたい」、「手間を減らしたい」という理由で掃除をしたくない人もいるでしょう。確かに、トイレ掃除は面倒だし、億劫に感じるものなのかもしれません。

  • 誰も来ない
  • 指摘する人がいない
  • 仕事で疲れている
  • 「まだ大丈夫」と思ってしまう

一人暮らしは自由です。 でも、掃除をしないことで、その時は時間的な「余裕」ができたように見えても、問題自体が消えたわけではありません。「後回し」にされただけです。汚れは蓄積し、落とすのに余計な時間と労力がかかります。

「楽」したいからといって掃除しないでいると、後で「苦」を伴う大きなツケを払わされることになるのです。 僕は経験として、このことを思い知らされたのでした。

トイレ掃除をしない男一人暮らしのリアル

トイレは毎日使います。それなのに、掃除はしない。 掃除をしない生活を続けていると、まず鼻が慣れてしまいます。自分では気づかないうちに、トイレから独特のアンモニア臭が漏れ出し、部屋全体の空気がよどんでいきます。

便器の内側には水垢と黒ずみが広がり、縁の裏には尿石がこびりつき、床には目に見えない飛び散りが蓄積していきました。最初は「まあいいか」と思っていても、数週間放置すると簡単には落ちなくなります。

ある日、ふと便器のふち裏を覗いた時の衝撃は今でも忘れられません。そこには黒ずみと尿石がびっしりとこびりつき、もはや普通の洗剤では太刀打ちできない状態になっていたのです。

汚れきったトイレを見て衝撃を受ける「僕」の画像。

掃除をしない生活と感染症・アレルギーのリスク

トイレは湿度が高く、細菌やカビが繁殖しやすい環境です。便器周辺や床には大腸菌などの細菌が付着しますし、使用時の飛沫や接触によってウイルスが広がる可能性もあります。

特にドアノブやレバーなどの高接触部分は、感染症の媒介になり得ます。 さらに、湿気を放置すればカビが発生し、目に見えない胞子が空気中に漂います。これらはアレルギー症状や鼻炎、咳などの呼吸器系の不調を引き起こす要因になります。

今思えば、あの不衛生なトイレや部屋で過ごしていた頃、僕の体は悲鳴を上げていました。朝起きると喉が焼けるように痛い。鼻が完全に塞がっていて呼吸が苦しい。頭が重くて、熟睡できない。日中も猛烈な倦怠感に襲われる。そのような症状が続いていました。

朝起きて、喉が痛い「僕」の画像。

当時の僕は、それを絶望からくる疲れのせいだと思っていました。確かにそういう原因もあったと思います。しかし、精神的な問題とは別に、溜まりに溜まったハウスダストやカビが、僕を絶え間なく攻撃し続けていたのでした。

ある日のことです。あまりの体調の悪さに僕は病院に行く羽目になりました。そしてその時にアレルギー検査を実施した結果、自分がスギ、ブタクサ、ハウスダストのすべてに「クラス4」というアレルギー体質であることが分かりました。

意志から検査結果の知らせを受ける「僕」の画像。

「クラス4」という数値は、決して無視できる数値ではありません。どちらかといえば「強度」を示す数値です。

もともと強度のアレルギー体質だった僕は、自堕落に不衛生な場所に身を置き続けた結果、それまで眠っていたアレルギー症状の「発症」スイッチを、自分自身で押してしまったのでした。

そのあたりのことは、こちらの記事にも書きました。

男一人暮らしの床掃除。掃除機の頻度は週何回?
男一人暮らしの掃除機、頻度は週何回?アレルギー検査で「クラス4」だった僕が辿り着いた、平日はホウキ、休日は掃除機の無理ないスケジュール。部屋を綺麗に保つ「3種の神器」や、コードレス掃除機の検討、ロボット掃除機の失敗談まで実体験を交えて紹介します。

掃除をしない生活は、自分の身体を悪化させる方向にしか動かないと、今の僕ははっきり言えます。でも、掃除をしない生活の問題はそればかりではありません。それは、精神にも悪影響を及ぼしてしまうのです。

掃除しないとどうなる?臭い・汚れ・そして精神面の変化

トイレに入るたびに、「やらなきゃな」とは思う。でもやらない。

どうせ自分しか使わないし、誰も家に来ないし。そうやって自分を甘やかしていると、少しずつ自分の「自尊心」を失っていくことになります。 僕の場合は、始めから自尊心などない状態でしたが、幸いなことにいくつかのきっかけがあって僕は立ち直ることができました。

そのあたりのことも以下の記事に書いています。

40代子持ち男の離婚。一人暮らしの中で見た絶望と立ち直りへの道程
40代の離婚、そして娘との別れ。酒に溺れ自堕落な生活を送っていた僕が、再び前を向くまでの全記録。絶望の淵で見つけた「立ち直りのきっかけ」と、現在進行形の再生の道程を公開します。

ようやく自分自身を取り戻しかけたある日、ふと便器の中を見たときのことです。そこには、僕が長い間、目を背け続けてきた時間の塊のような、酷い汚れがありました。それを見た瞬間です。

「一体、俺は今まで何をやっていたんだ!」

急に、言葉にならない怒りとも後悔ともつかない感情がこみ上げてきました。自分が自分自身で、自分という人間をこんな汚れた場所に放り込み、誰よりも自分自身を落とし込んでいた。その事実に、ようやく気がついたのです。

「この汚れを放置していては駄目だ。」

僕はトイレの汚れ見て、自分が人間としての尊厳を失いかけていたこと、このままではいけないこと、人としての尊厳を、自分自身を取り戻さなければならないことに、ようやく気づきました。

この日を堺に、僕にとってトイレ掃除は人としての尊厳を保つための重要な行為となりました。

トイレ掃除をする「僕」の画像。

男一人暮らしのトイレ掃除丨頻度MAXの今の僕

一度はどん底まで落ちた僕ですが、今は「毎日」の掃除を欠かすことはありません。なぜなら、僕はトイレ掃除を、かつて失いかけていた「人としての尊厳」を保つためのものとして位置づけているからです。大げさに言えば、これは僕なりの一つの生き方でもあります。

とは言っても、僕は「楽したい」という気持ちを否定しません。実際、僕が行っていることは、日々の汚れを溜めないための「楽」な数分間の「手入れ」でもあるのですから。

このやり方は、毎日無理なく続けられるので、楽をしたい人にもお勧めできる内容となっています。僕が使っている便利グッズも合わせて紹介します。

尿石や黄ばみを溜めない|ズボラ上等(尿石剥離剤)

トイレは毎日ブラシで掃除していても、フチの裏側のような手の届きにくい部分には、どうしても尿石や黄ばみが少しずつ残ります。

そこで僕は、水に洗剤を混ぜて流せば、ブラシが届きにくい場所でも洗うことができるのではと考えました。

最初に試したのは、便器に貼り付けるスクラビングバブルの「トイレスタンプ」です。

これは、便器の内側にジェル状のスタンプを貼るタイプのものです。界面活性剤が便器の汚れ(皮脂や尿石など)を水に溶けやすくして、流すたびに汚れを洗してくれます。トイレスタンプは、確かに効果があるでしょうし、水を流すたびに洗浄成分が広がるのも分かります。

ただ、便器をブラシで掃除したいときに、ブラシとスタンプが当たるのが少し気になりました。

トイレスタンプとトイレブラシが当たるのが気になる「僕」の画像。

そこで、便器内側に貼るのではなく、タンクの上に置くタイプの「ブルーレットおくだけ除菌EX」を使ってみました。

僕は、変に香りがつくのは嫌だったので無香料のものを選びました。ブルーレットおくだけ除菌EXは、界面活性剤に加えて除菌成分が配合されているので、菌の繁殖や水ぎわの黒ずみを防ぐ効果はトイレスタンプよりも優れています。

水を流すたびに成分が回り、フチ裏などの手の届きにくい場所に少しずつ作用する仕組みで、これも理にかなっていると思いました。

ただ、立体的な形状をしているため、水流が強いとあちこちに水はねが起こるのは困りものです。

「ブルーレットおくだけ除菌EX」が水はねを起こしているのを困った顔で見ている「僕」の画像。

そして、いま落ち着いているのが、「ズボラ上等」(尿石剥離剤)です。

これも、ブルーレットおくだけ除菌EX同様タンクの上に置くタイプですが、形状が平べったいので水はねは起きにくいです。ブルーレットおくだけ除菌EXは除菌成分が菌の増殖や黒ずみを防ぐものですが、ズボラ上等は微生物が汚れや尿石形成の原因を分解する力を利用するタイプです。汚れや尿石の原因をもとから断つという発想ですね。

「ズボラ上等」を設置して、微生物が汚れのもとを分解してくれることを期待する「僕」の画像。

即効性はブルーレットおくだけ除菌EXのほうに分がありますが、ズボラ上等は効果が長持ちするという長所があります。ブルーレットおくだけ除菌EXが、通常1か月程度で交換が必要なのに対し、ズボラ上等は交換頻度は数か月です。

便器だけじゃない。便座の裏から床までさっとひと拭き丨まめピカ抗菌プラス

便器の中だけでなく、便座やフタの汚れも見逃せません。そこで僕が重宝しているのがルックの「まめピカ抗菌プラス」です。

僕は、便座の裏や床の飛び散りが気になったときに、まめピカをシュッと吹きかけて、トイレットペーパーでサッと拭いています。

まめピカの良いところは、使ってみるとすぐに分かります。

  • トイレットペーパーが全然ボロボロにならない
  • 二度拭きがいらない
  • 便器・便座・フタだけでなく、ドアノブや壁、床にも使える
  • 気づいたときにすぐ拭ける
  • 匂いがきつくない

ちょっと汚れが気になるような時に、シュッと吹きかけてサッと拭き取る。この手軽さが気に入っています。

トイレの便座に「まめピカ抗菌プラス」をシュッと吹きかけて、トイレットペーパーでサッと拭いている「僕」の画像。

なお、このシリーズは「まめピカ」と「まめピカ抗菌プラス」の二つがありますが、僕が「抗菌プラス」を使っているのは、近所のスーパーにはこの「抗菌プラス」しか売っていなかったからです。抗菌をそれほど強く意識しているわけではありません。「普通の方でもいいかな」くらいに思っています。

広範囲をまとめてしっかり拭き取る丨お掃除シート

普段の手入れは、まめピカ抗菌プラスを使ってトイレットペーパーで拭き取るだけで十分なのですが、便座の裏や床、壁などをしっかり拭き取りたいときには、お掃除シートを使っています。

お掃除シートで掃除する「僕」の画像。

まめピカは「気づいたときにすぐ拭ける」という軽さが魅力ですが、広い範囲をまとめて拭くときは、やっぱりシートのほうが向いています。まめピカは「ピンポイント」の手入れに、お掃除シートは「まとめてしっかり」拭く時にというように使う感じです。

お掃除シートは、100均のものとトイレクイックルの両方を使ってきました。 トイレクイックルは、やはりよくできています。

  • 厚手で破れにくい
  • 水分量が多く、乾きにくい
  • 床や壁を拭いてもヨレない
  • 1枚で広い範囲を拭ける

ただ、僕は今は100均のシートを使うことが多いです。 トイレクイックルほどの厚みはありませんが、日頃からまめピカで手入れをしているので、普段使いには100均のものでも十分です。何より、価格を気にせず使える気軽さがいいですね。

とはいえ、家から近いのは100均よりスーパーなので、買い物のついでにトイレクイックルを買うこともあります。トイレクイックルの厚手のシートには、100均にはない安心感があることは確かです。

流せるブラシと普通のブラシ丨どちらを使う?

僕は今も、普通のトイレブラシを使っています。 濡れたブラシを置きっぱなしにしておくことに多少の抵抗はあるものの、実際には大きな不都合もなく、習慣としてそのまま使い続けているというのが正直なところです。

とは言うものの、流せるブラシの「使い捨てで清潔」、「ブラシを置かなくて済む」というメリットには惹かれています。使い捨てで衛生的ですし、ブラシを置きっぱなしにしなくていいのは魅力だと思っています。 それでも、まだ乗り換えるまでには至っていません。理由はいくつかあります。

  • ブラシ部分を毎回セットする手間がある
  • 使い捨てなのでランニングコストがかかる
  • トイレに流すタイプは、詰まりのリスクがゼロではない
  • 普通のブラシでも十分に手入れできている

今は「普通のブラシで不満はないけれど、流せるブラシも選択肢として頭の片隅に置いている」という感じです。もう少し自分の掃除のペースや、詰まりのリスクなどを見極めながら、切り替えを検討しようと思っています。

普通のトイレブラシを持ちながら、自分が流せるブラシを使うことを想像している「僕」の画像。

男一人暮らしのトイレ掃除丨頻度は「毎日」が僕の正解

僕は、トイレ掃除の頻度に絶対の正解はないと思っています。人にはその人なりの生活があり、それぞれの「正解」があるのだと思います。ただ、僕にとっては、一人暮らしのトイレ掃除の頻度は「毎日」が正解です

かつて頻度ゼロだった頃、僕の生活は壊れていました 。部屋もトイレも荒れ、臭いも汚れも放置し、体調まで悪くなっていきました。あの頃の僕は、自分の尊厳を自分で手放していたのだと思います。

でも、立ち直りを決心し、毎日部屋もトイレも掃除をしているうちに、僕は自分を肯定する力が戻ってきたような気がしています

今の僕にとって、トイレ掃除は単なる家事ではありません。それは、かつて失いかけていた「人としての尊厳」を保つための、大切な儀式でもあります

とはいえ、これは「苦行」ではありません。

  • ズボラ上等 で尿石を元から断つ
  • まめピカ 抗菌プラス で気づいたときにサッと拭く
  • 100均 のシートや トイレクイックル を状況に合わせて使い分ける

こうした便利グッズを賢く使えば、毎日の手入れはわずか数分で終わります

一人暮らしの生活は、「誰も見ていない」のでサボろうと思えばいくらでもサボれます。でも、そのことで少しずつ自尊心が失われていくことを、僕は身を持って経験しました。もう、あの頃には戻りたくありません。

誰も見ていない場所だからこそ、手を抜かない。その積み重ねが、自分を成長させてくれる。僕はそう信じています。

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