男一人暮らしの床掃除。掃除機の頻度は週何回?

記事のアイキャッチ画像。 生活改善
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今回は、集合住宅で一人暮らしをしている僕の家の掃除に関する話です。以下のことについて書いています。

  • 掃除を怠り「アレルギー」を悪化させて分かった、健康とメンタルへのリスク
  • 集合住宅の夜間や早朝でも、音を気にせず清潔を保つための「三種の神器」
  • 掃除機の頻度を最小限に抑える、平日の手入れと休日の掃除スケジュール
  • コード式・コードレスの具体的な比較と、ロボット掃除機を使ってみての感想

同じような立場の人にとって参考になれば幸いです。


家の中って、掃除をしないと塵(ちり)や埃(ほこり)がすぐに溜まってしまいますよね。この塵や埃を放置するとどうなるでしょう。これは、僕の経験からハッキリ言えることですが、家の汚れを放置していると確実に健康を害してしまいます。そればかりではありません。

「家の汚れの放置は、心身の乱れに繋がります。」

今回は、一人暮らしの男が家の汚れを放置するとどうなってしまうのか、家を清潔で綺麗に保つにはどうすれば良いのかということについて、その秘訣と方法を掃除機はどのくらいの頻度で使えば良いかということと合わせてお話しします。

掃除機の頻度ゼロだったかつての僕の一人暮らし

一人暮らしを始めた頃の僕は、掃除とは無縁の生活を続けていました。その様は、もはや掃除をしないと言うよりは、むしろ「掃除」という概念自体を喪失していたと言ったほうが良いぐらいです。

当時のことは、以下の記事に詳しく書いています。

40代子持ち男の離婚。一人暮らしの中で見た絶望と立ち直りへの道程
40代の離婚、そして娘との別れ。酒に溺れ自堕落な生活を送っていた僕が、再び前を向くまでの全記録。絶望の淵で見つけた「立ち直りのきっかけ」と、現在進行形の再生の道程を公開します。

部屋の隅には「埃の塊」が転がり、足の裏には常に何かが付着するような感覚。それでいて、自分で何とかしようという気力が湧くわけでもなく、「掃除機? まあ、そのうちかければいいんじゃない」というような感じで、ただただ無気力で自堕落な生活を送っていたのです。

「掃除機かけないからって、どうなるって言うの?」

しかし、家の中の塵は埃が溜まっていくのと並行して、僕の体と心には少しずつ、確実に異変が起き始めていました。

散らかった部屋で肝チューハイをあおる「僕」の画像。

掃除機かけないとどうなる? 家の汚れと健康被害リスク

掃除機をかけないと、当然ながら部屋に埃(ほこり)が溜まります。埃は、単なる外からの土砂ではありません。剥がれ落ちた皮膚の破片や髪の毛、衣類の繊維、さらには外から持ち込んだ花粉などが絡み合っています。これらはハウスダストと呼ばれ、ダニにとっては絶好の餌(えさ)になります。

放置された埃の中でダニが繁殖し、その死骸や糞(ふん)が乾燥して粉々になると、部屋を歩くたびに目に見えない粒子となって空気中に舞い上がります。それを無意識に吸い込んでいくうちに、健康被害のリスクが高まると言われています。(*1

具体的には、次のようなリスクです。

健康被害リスク
  • アレルギー性鼻炎や結膜炎: 絶え間ない鼻水、くしゃみ、目のかゆみなど。
  • 呼吸器系への影響: 肺の奥まで微細な粒子が入り込むことによる、喘息(ぜんそく)などの症状。
  • 皮膚トラブル: ダニやカビの胞子が原因となる湿疹やかゆみ。

特に一人暮らしの場合、こうしたアレルギー症状を発症して体調を崩しても、代わりに動いてくれる人は誰もいません。一人暮らしをする者にとって、健康を害することは、生きていくことそれ自体に深刻な痛手となります。

掃除しない男の末路。汚れが及ぼす心や体への悪影響

僕が自堕落に掃除をしない生活を続けていて、鼻がむずむずしたり、くしゃみが止まらなくなったりすることはしょっちゅうでした。ですが、僕は特に気にすることなく毎日を過ごしていました。しかし、そのうちに咳が止まらなくなったり、微熱が続いたり、喉が痛くなったりと、症状が重くなってきました。

「掃除をしない→部屋が荒れる→空気が淀む→体調が悪くなる→さらに動けなくなる→掃除をしない」という負のラスパイレスは、静かに進行していました。

あまりにも体調が悪くなったので病院に行ったのですが、そこでアレルギー検査を実施することとなりました。そしてその検査の結果、僕は、杉、ブタクサ、ハウスダストに関して「クラス4」のアレルギー体質であることが分かったのです。(*2

意志から検査結果の知らせを受ける「僕」の画像。

僕は、多くの人が悩まされる花粉症とも無縁でした。ですので、自分は「アレルギー」とは無関係だと思っていました。しかし、本当は自分は相当なアレルギー体質だった。それが分かった時は本当に驚きました。

僕は、部屋の掃除を怠っているうちに、それまでは抑えられていたアレルギー症状の発症スイッチを、自分自身で押してしまったていたのです。


部屋の汚れは、身体ばかりか、僕の精神状態にも悪影響を及ぼしていました。

当時の僕は、生活そのものがすでに崩れていました。食事は乱れ、酒量も増え、自分を大切にするという感覚はほとんど残っていませんでした。そのような状態では、掃除をしようとする気力すらありませんでした。

散らかった部屋を見ても、特に何も思わない。ただ、「まあ、いいか」と目を逸らすだけ。床にホコリが溜まっていても、キッチンの隅に小さな汚れが残っていても、「どうでもいい」。感じるエネルギーすらなかったのだと思います。

掃除をしない

部屋が汚れる

汚れた空間の中で過ごす時間が増える

無意識に「荒れた環境=今の自分」と結びつく

「どうせ自分なんて」という思考が染み込む

何かを変える気力がさらに失われる

また掃除をしない

僕は精神面においても、負のラスパイレスにどっぷりと浸かっていたのです。

玄関先の散らかった様子に立ち尽くしている「僕」の画像。

部屋は汚れていくのに、僕の感情は何も動かない。その何も感じない自分が、いちばん危うい状態だったと思います。

幸いなことに、僕はいくつかのきっかけがあって、自分自身を取り戻すことができるようになりました。今は、以前とは違ってちゃんと掃除もしていますよ。

いや〜、しかし、それにしても塵や埃ってすぐにたまりますよね。そこで次に、今、僕がどうやって塵や埃を溜めない工夫をしているのかをお話していきます。

一人暮らしの男が掃除機の頻度を抑えつつ、部屋を綺麗に保つ生活術

部屋を塵、埃の一つもない綺麗な状態に保つためには、「毎日掃除機をかけること」が必要だと思いますか? 僕には、それは現実的ではありませんでした。

僕が掃除機を毎日かけないのには、いくつか理由があります。まず、僕は日中は仕事に出ていて帰宅が夜になるため、集合住宅に住んでいる関係上、近隣への騒音が気になります。また、掃除機を準備して家全体にかけるのはそれなりに時間がかかるものです。さすがに、働く身でこれを毎日続けるのには無理があります。

しかし、それ以上に大きな理由は、そもそも工夫次第で掃除機を毎日かけなくても、部屋はそれなりに綺麗さを保てるものだからです。

ホウキ、チリ取り、毛ハタキは3種の神器

僕は掃除機を毎日かけていませんが、比較的に部屋を綺麗に保てています。それはなぜでしょうか?

それは、ホウキ、チリ取り、毛ハタキで毎日簡単な掃除をしているからです。

帰宅時に、気になったところをさっとホウキではいたり、料理した後のキッチンの床に落ちた野菜屑など、その場ですぐにチリ取りで片付けたりしていれば、そう簡単に埃が溜まるということはありません。本棚や食器棚、家電ラックや下駄箱などにも埃が溜まりますが、僕はこれらは毛ハタキでささっと拭き取っています。

それと、僕は朝起きたらホウキを持って部屋を軽く掃除しています。僕は早朝の散歩を日課にしているのですが、その前に行う掃除は眠気覚ましになりますし、体もほぐれてちょうどいい準備運動にもなります。散歩から帰ってきたときに、部屋が綺麗になっているのも気分がいいですしね。

そして、何よりも、朝の掃除は精神的にもいい影響があるようです。掃除をしていると気分が晴れやかになってきますし、「今日も一日頑張ろう!」という気力もみなぎります。朝の掃除は、ホント、おすすめですよ。

朝の陽を浴びてホウキで掃除をする「僕」の画像。

平日はこれだけのことをしているだけでも、それなりに部屋の清潔さは保てるものです。

平日はホウキ、休日は掃除機。自然にできた掃除スケジュール

平日は、ホウキや毛ハタキ中心の掃除をしていると、休日の日中に掃除機をかけるという「掃除スケジュール」が自然にできあがりました。

普段からそこそこ綺麗にしているので、掃除機にかかる時間は短時間で済みます。ただ、ホウキ、チリ取りでは、細かい塵(ちり)や微細な埃(ほこり)までは完全に取り切ることはできないであろうと思います。ですので、掃除機はそれらを強い吸引力で吸い込むというという意識でかけています。かけ終わった後の部屋は、掃き掃除とは違った気分の良さがあります。

ただ、掃除機を使っても、どうしても取り切れない汚れもあります。例えば、足の裏の皮脂によるベタつきや、キッチン周りの細かな油汚れなどです。これらは、単に吸い取るだけでは綺麗になりません。

以前、そうした床のベタつきが気になり、洗剤を使って雑巾がけをしたことがあります。ところが、汚れを落とそうと躍起になったせいか、床のワックスまで一緒に剥がれてしまい、一部が白く濁ったようになってしまいました。

床の雑巾がけでフローリングのワックスを剥がして困った表情を浮かべている「僕」の画像。

あいにくワックスの買い置きなど持っていません。一人暮らしをしている男で、ワックスの買い置きをしている人なんているのでしょうか? 仕方がないので、試しにキッチンの「米油」で、剥げた部分を拭いてみました。すると、思いのほか周囲と馴染んで、綺麗に修復することができました。専用の薬剤がなくても、身近なもので意外と何とかなるものですね。

床のベタつきを取り除くには、雑巾がけがいちばん良いと思いますが、これを毎日行うのはさすがに大変です。

この日を堺に、僕のホウキ、チリ取り、毛ハタキの三種の神器にクイックルワイパーが加わりました。

おすすめの掃除機はコードレス? コード式掃除機に感じる限界

今僕は、この集合住宅に引っ越してくる前から使っていた、昔からのコード式のキャニスター型掃除機を使っています。

この掃除機、今でも吸引力については何の不満もありません。細かい塵(ちり)や埃(ほこり)をしっかり吸い取ってくれるので、それなりに安心感があります。ただ、最近、気になることもいくつか出てきました。

まず、掃除を進めるうちにコードが足元や家具に絡まってしまうこと。そして、部屋を移動するたびにコンセントを抜き差しし、差し替えなければならないことに、プチ・ストレスを感じるようになりました。

コードが絡まったコード式掃除機を使いながらコードレス掃除機を思い浮かべる「僕」の画像。

また、集合住宅に越してきたせいでしょうか、それなりに大きな音が出ることも、気になるようになりました。

そのようなことから、今僕はコードレス掃除機への買い替えを検討しています。そこで、僕なりにコードレス掃除機のことを調べ、現在のコード式と、買い替えを検討しているコードレス式の長所と短所を自分なりに整理してみました。

比較項目 コード式掃除機(現在使用中) コードレス掃除機(検討中)
吸引力 非常に強く、安定している 向上しているが、機種による
取り回し コードが絡まり、差し替えが必要 どこでも自由に動けてスムーズ
音の大きさ 全体的に大きく、夜間は不可 比較的静かなモデルも多い
導入コスト 1万円台〜3万円程度 3万円台〜6万円以上
維持コスト ほぼなし(電気代・紙パック代のみ) 2〜3年ごとのバッテリー代(5千円〜1万5千円程度)

こうして比較してみると、コードレス掃除機の便利さはとても魅力的に見えます。コードの絡まりやコンセットの差し替えから開放されるのは嬉しいですね。音も静かなようです。しかしその反面、コード式掃除機に比べてコスト高になるのは気になるところです。吸引力を取るか、便利さを取るか、悩ましいところです。

ロボット掃除機は要らない? ロボットならではの使い途

コードレス掃除機を買うべきか、買わざるべきか検討している中、僕はとあるショップで、景品としてロボット掃除機を入手する機会を得ました。図らずも手に入った最新家電。できることなら、コードレス式掃除機を入手したかった。

ロボット掃除機なんて要らないという人も多いみたいで、僕も特に必要性は感じていませんでした。

でも、まあ入手したことだし、せっかくなので試してみようと、まずは部屋で動かしてみることにしました。健気に部屋の中を走り回る姿はどこか可愛らしくもあるのですが、壁にぶつかったり、椅子の脚の周りを何度もぐるぐる回ったりと、その動きは実に独特です。

機械特有の吸引音が響く中、彼が部屋を動く様子をしばらく眺めていましたが、まあ、掃除機としての機能は果たしているとは言えそうです。ただ、机に向かっているときに何度もぶつかってきたり、何かとせわしないです。

目障り、耳障りというわけでもないのですが、ある日、外出するときに彼に掃除を任せて見ることにしました。

思う存分、自由に掃除をしてくれ!

そう思って出かけたのですが、帰宅して目に入ったのは、予想もしない光景でした。彼は玄関先のわずかな段差につまずき、そこで力尽きて止まっていたのです。本来なら段差を検知して引き返すはずが、玄関マットを引きずったまま落下してしまい、そのまま力尽きてしまったようです。

玄関先で力尽きたロボット掃除機を残念そうに見つめる「僕」の画像。

シュールなその姿に思わず苦笑いしてしまいました。彼は、メインの掃除機として使うには心許ない部分はありますね。でも、「外出時のサブ機」と割り切って使うなら、それなりに役目は果たしてくれていると思います。

例えば、買い物などちょっとした外出時にあらかじめセットしておけば、帰宅した際の床のざらつきが軽減されます。すべてを任せるには心許ないですが、自分の手が届かない時間を埋めてもらうための「サブ機」としてなら、それなりに効率的な道具だと言えるかもしれません。

一人暮らしの掃除機の頻度は週1〜2回で十分か?

これまでお話ししてきました通り、一人暮らしの僕が掃除機を使う頻度は、自然に「週に1〜2回」に落ち着きました。

かつてアレルギー検査で「クラス4」という結果を突きつけられ、健康被害を経験した僕にとって、部屋の塵(ちり)や埃(ほこり)を放置することは死活問題です。しかし、毎日仕事から帰宅した夜に、掃除機をかけることは現実的ではありませんでした。

そこで行き着いたのが、次のような掃除スケジュールでした。

掃除スケジュール
  • 平日は「音の出ない道具」で埃を溜めない: ホウキ、チリ取り、毛ハタキ、そしてクイックルワイパーを使い、朝の数分や汚れに気づいた瞬間に手入れをする。
  • 休日は「強い吸引力」で埃を一網打尽: 平日の掃き掃除では取り切れない微細な埃を、掃除機で一気に吸い取る。
  • 外出時に「ロボット掃除機」を使う:不在時のサブの掃除当番として割り切った使い方をする。

結局のところ、僕は掃除機の頻度に正解はないと思っています。大切なのは、自分の体質や住環境、そして仕事のスケジュールに合わせて、無理なく「清潔な状態」を維持できる自分なりの仕組みを作ることだと思います。

毎日掃除機をかけられなくても、ホウキ一本あれば部屋の空気は変えられます。まずは道具を手に取るハードルを下げることから、始めるのがいいと思います。

 

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